子どもは騒がしいのが好き?

子ども部屋

こどもたちが来ると、元気いっぱいで部屋がとても賑やかになります。カバンを放りだして走り回ったりします。これ見て大人はこどもたちは賑やかなのが好きなんだなと思ったりしがちですが、こどもたちの感覚は敏感なので、大きな音を気にしたりする場合があります。といってもこどもよって違いはあり、大きな音の音楽などが平気な子もいれば、とても苦手な子もいます。コンディションによっては、今日は静かに過ごしたいというときは当然あります。感覚過敏の子はイヤーマフをつけます。

音楽あそびでは静かな空間を基本にします。イヤーマフをつけなくてもいいような空間です。音楽はまず音のない環境から音を奏でる、または発せられた音を聴くというところから始まります。

はじめに静けさありきです。まず、静けさを感じましょう。騒がしい音に子どもが反応するのは、その感覚の鋭敏さと、分け隔てない好奇心からでしょう。それは良いとか悪いとか以前のことです。静かな環境があれば、子どもは繊細な音を聴くことができるし、刺激への反応でない、自発的な活動としての音を出すことができるでしょう。

作曲家の武満徹は音楽は聴くことが大切だと言いました。もし、ここがもっと自然のなかで、森のざわめきや鳥の声が聴こえたらいいなと思うのですが、あいにく道路の車の音やエアコンの音が聴こえるだけかもしれません。それでも、むやみに鳴らされるBGMでなく、静かな環境で音を聴くことから、自分から音を出す楽しみを味わってほしいと思います。